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スポーツ・オリンピック「復興五輪」とはなんだったのか
被災地から問い直す - 著者:
- 笹生心太 著
- 内容紹介
- 目次
- 追加情報
復興五輪は、「大会招致のための方便」「大会推進側による被災地への押し付け」――それは間違いではない。だが、では被災地の人々は大きな権力に翻弄されるだけだったのか? 「復興五輪」の2つの役割の観点から、被災地の人々の主体性を問う。
はじめに
第1章 被災地から「復興五輪」を問う
1 「復興五輪」と2020年大会招致
2 「復興五輪」について論じられてきたこと/論じられてこなかったこと
3 復興を論じるための視点
4 本書で論じることとその狙い
第2章 「復興五輪」の制度設計
1 「復興五輪」関連事業の全体像
(1)被災地での競技実施
(2)被災地からの聖火リレー出発
(3)アスリートたちの被災地訪問
(4)被災地産の食材・花卉の活用
2 「復興の看板」の役割への偏り
第3章 被災地メディアに見られる「復興五輪」
1 アンケート調査に見られる「復興五輪」の評価
(1)自治体の首長に対するアンケート結果
(2)住民に対するアンケート結果
2 地方紙と全国紙の温度差
(1)分析の手続き
(2)記事内容の傾向
(3)意見の傾向
3 カヌー・ボート競技の会場変更問題に見られる地方紙の意見
(1)地方紙に見られる意見
(2)「復興五輪」の役割のすれ違いと大会推進側への不信感
4 被災地メディアは「復興五輪」をどう受け止めたか
第4章 復興ありがとうホストタウンと被災地の論理
1 大会推進側から見たありがとう事業
2 自治体側から見たありがとう事業
(1)福島県南相馬市の状況
(2)宮城県気仙沼市の状況
(3)宮城県岩沼市の状況
(4)岩手県大槌町の状況
(5)岩手県花巻市の状況
(6)岩手県北上市の状況
3 大会推進側対被災地の対抗関係
第5章 2021年の被災地から
1 有観客と無観客の葛藤
2 震災の記憶を語り継ぐ
3 救いの機会としての「復興五輪」
終章
1 本書で論じてきたこと
2 「復興五輪」の教訓から学ぶべきこと
おわりに
参考文献
