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体育

子どものスポーツ格差

体力二極化の原因を問う

著者:
清水紀宏 著編集  春日晃章 著  鈴木宏哉 著  中野貴博 著 
  • 内容紹介
  • 目次
  • 追加情報

運動する子としない子の「二極化」。
体力の高い子と低い子の「二極化」。
それ、「格差社会」が原因?

子どもがスポーツに取り組む機会やその結果として得られる体力は、家庭の経済力・文化資本に規定される!? 子どもの体力二極化問題を格差社会日本の“社会問題”としてとらえ、その解決に向けた方策を提起する。

はじめに

第1章 子どもの「スポーツ格差」という問題

1.スポーツ格差とは何か?
 (1)格差・貧困大国へ
 (2)それって問題?―差異の問題性―
 (3)子どものスポーツをめぐる「差異」
 (4)スポーツ格差とは
 (5)スポーツ格差の背景
2.スポーツ格差を問う意味
 (1)理念・理想と現実の乖離
 (2)体力と人間の諸能力
 (3)子どもの体力・運動能力と生涯スポーツ
 (4)体力・スポーツ政策における体力論議―体力政策批判―
 (5)「学力格差」論議に学ぶ
[コラム1]子どもを取り巻く環境が子どもの心身に及ぼす影響

第2章 スポーツ格差の現実―調査結果からわかったこと―

1.スポーツ格差に関連した学術研究の歩み
2.調査・研究の手続き
 (1)研究のねらいと課題
 (2)調査の方法
 (3)調査対象者の社会経済的特性と学力格差の確認
3.調査結果からわかること
 (1)学力と体力の関係
 (2)子どもにとってのスポーツの重要性
 (3)体力・スポーツと学校生活
 (4)学校外スポーツクラブへの加入と体力
 (5)家庭の社会経済的条件とスポーツクラブ加入(スポーツ機会格差の分析)
 (6)家庭の社会経済的条件と体力・運動能力(体力格差の分析)
 (7)学校外スポーツ投資の関連要因
 (8)スポーツにおける意欲格差の分析―体力格差の拡大可能性―
 (9)スポーツ資本の世代間継承
4.分析結果のまとめ
 (1)〔学力〕―〔体力〕―〔学校生活〕の関係
 (2)スポーツ格差の検証とスポーツ版“ペアレントクラシー”
 (3)スポーツ格差の加齢に伴う拡大可能性―スポーツ版インセンティブ・ディバイド(意欲格差)―
 (4)誰の体力が低いのか?―低体力者の特徴―
 ■章末注釈
[コラム2]保護者の運動嗜好性と子どもの運動機会

第3章 解決策はあるのか―スポーツ格差の是正・縮小に向けて―

1.子どもの体力・スポーツ問題を「社会問題」としてとらえる!
2.スポーツ格差の問題性―悲観的シナリオ―
3.スポーツ格差是正のための処方箋
 (1)政策的アプローチ
 (2)経営的アプローチ
4.現代日本のスポーツ政策と子どものスポーツ格差
 (1)成人のスポーツ実施率の向上と子どもの体力
 (2)スポーツの成長産業化とスポーツ格差
[コラム3]ちょっとした工夫が学校体育を変える
[コラム4]子どものスクリーンタイムと体力・運動能力

おわりに
文献
執筆者一覧

出版社:
大修館書店
判型:
46
ページ数:
定価:
1,760円
(本体価格:
1,600円+税)
ISBN:
9784469269246
発売日:
2021年 11月 27日
読者対象:
初級 中級