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体育アスリート支援ハンドブック
ハイパフォーマンススポーツにおける科学的サポート - 著者:
- 独立行政法人日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンススポーツセンター 国立スポーツ科学センター 編集
- 内容紹介
- 目次
- 追加情報
JISSが開所以来、継続的に実施し発展させてきたアスリートを対象としたスポーツの医・科学支援に関して,その情報・ノウハウを整理して紹介。支援の基本的な流れだけでなく、安全・安心な実施体制の整え方やサポートスタッフの育成に関わる内容も解説する。アスリート支援に携わる人びとに必携の書。
はじめに
本書の利用の仕方
第1章 スポーツの医・科学支援
1節 医・科学支援の歴史
1.1964年東京オリンピックを契機とした医・科学支援の隆盛(医・科学支援の黎明期)
2.1964年東京オリンピック後から2001年JISS開設まで(過渡期)
3.2001年JISS開設から2020年東京大会まで(発展期)
4.2020年東京大会以降(成熟期)
【コラム01】ハイパフォーマンス・サポート事業(アスリート支援)とは
【コラム02】サポートハウス(村外拠点)
2節 医・科学支援とは?(医・科学支援の定義)
1.JISSが医・科学支援を行う理由
2.JISSプラン2034
3.JISSにおける支援と研究
4.JISSの定義する支援
5.支援の具体的な手順
【コラム03】競技スポーツ向けトラッキングシステムの開発と活用事例
3節 スポーツを科学的に捉えるとはどういうことか
1.スポーツ科学の性質
2.科学はスポーツトレーニングにどのように役立てられるか
3.スポーツ科学の領域間連携
4.トレーニングサイクルと科学的支援
【コラム04】ハイパフォーマンス・ジムにおける選手サポート
4節 海外における医・科学支援の状況
1.各国のスポーツ支援機関
2.各国の医・科学支援内容
3.各国の医・科学支援機関の連携体制
4.各国の医・科学支援の対象
【コラム05】女性アスリート支援
【コラム06】高地への適応
第2章 支援の実際
1節 医・科学支援の基本的な流れ
1.ターゲットの選定・主担当の決定
(1)ターゲットとする競技の選定/(2)ターゲット競技の選定手順/(3)JISSとNFとの組織間合意/(4)支援実施主担当の決定/(5)支援ターゲットの見直し/(6)非ターゲット競技への支援
2.パフォーマンス構造モデルの作成
(1)モデル作成の意義/(2)2種類のパフォーマンス構造モデル/(3)科学的サポートに活用するための工夫/(4)モデルの作成手順/(5)モデルの例/(6)モデルの活用/(7)モデルの限界
3.NFとのコミュニケーション
(1)NFの窓口確認/(2)NF側受け入れ体制および実施体制の確認/(3)NFの強化プランの確認/(4)支援実績の確認/(5)協働コンサルテーションやNFとのコミュニケーションの結果分析/(6)NFからの要望の確認・調整/(7)競技現場の視察/(8)支援の年間実施計画書の作成、覚書の締結
4.支援内容の決定
(1)支援のサイクル/(2)現場と支援提供側との乖離/(3)現場が確かめたいことと支援の提供側が確かめるべきと考えることの乖離/(4)現場が知りたいと思う情報と科学的に測定できる情報との乖離/(5)先行研究の活用/(6)研究成果の還元を基にした支援/(7)パフォーマンス構造モデルの改善に伴う新たな支援内容の決定/(8)支援の目的に応じた支援内容の決定
5.組織体制の決定
6.KPIの設定
(1)パフォーマンス構造モデルに基づいてKPIを設定する/(2)勝敗や順位にコミットしない(KPIに設定しない)/(3)具体的かつ現実的なKPIを設定する/(4)検証
7.支援の実施
(1)事前準備/(2)支援の実施(当日)/(3)分析と評価/(4)フィードバック
8.成果の検証
(1)KPIに対する評価/(2)NFからのフィードバック/(3)支援と研究の循環/(4)今後の支援に向けた計画の修正
【コラム07】パラリンピックアスリートの支援
【コラム08】暑熱対策
2節 安全・安心な実施体制
1.リスク管理
(1)内科的、外科的リスク/(2)侵襲性を伴う測定/(3)事故発生リスク/(4)緊急時の備え/(5)情報リスク/(6)倫理的配慮/(7)支援体制の準備
2.同意書の取得49
(1)個人情報に関する事項/(2)倫理規定に関する事項/(3)支援現場で確認するべき事項/(4)その他の事項
【コラム09】自国開催のメンタルサポート
3節 人材育成
1.スポーツ科学に関する基礎的な知識
2.サポート活動におけるスタッフの役割
3.選手・コーチとのコミュニケーションについて
4.サポートスタッフ育成のあり方
【コラム10】競技者向け栄養評価システム(mellon Ⅱ)
【コラム11】HPSCが推進するトータルコンディショニング
第3章 支援の具体例
1節 [事例]4×100mリレーにおけるサポートの取り組み
1.支援の概要
2.理想とするバトンパスの検討
3.評価方法
4.評価の活用
5.支援の要点
【コラム12】Journal of High Performance Sport について
2節 [事例]パラノルディック・クロスカントリースキー競技におけるサポートの取り組み
1.パラノルディック・クロスカントリースキー競技とは
2.強化プランとJISSの立ち位置
3.基礎体力の評価
4.トレーニングの質を高めるためのサポート:低酸素トレーニングの導入
5.トレーニング時、レース時等のコンディションを高めるためのサポート:外傷予防
(1)姿勢・動きの改善/(2)ビンディングプレートの製作
6.まとめ
3節 [事例]レスリングにおけるサポートの取り組み
1.医・科学支援の範囲
2.試合中の技術的要求と体力的要求
3.体重階級制と計量ルールによる身体的要求
4.医・科学支援の体制
5.フィットネスサポートの内容
(1)フィットネスサポートの流れ/(2)フィットネスサポートの項目/(3)結果のフィードバック
6.JWF医科学委員会、JISSによる減量に関する研究
7.蓄積されたデータの活用
4節 [事例]バドミントンにおけるサポートの取り組み
1.身体組成の目標値
2.競技特異的な有酸素性能力テスト
3.管理栄養士、トレーニング指導員との連携
5節 [事例]ノルディックコンバインドにおけるサポートの取り組み
1.スキージャンプ
(1)助走局面/(2)踏み切り局面/(3)飛行局面
2.クロスカントリースキー
(1)滑走効率の計測/(2)動作分析/(3)実践的なプログラム
【コラム13】ハイパフォーマンススポーツのための映像・ITアカデミー DiTS
6節 スポーツ科学系学部・大学におけるサポートの取り組み
1.日本体育大学における支援の実際
(1)日本体育大学ハイパフォーマンスセンターの役割/(2)日体大アスリートサポートシステム/(3)これまでの成果と今後の課題
2.大阪体育大学における支援の実際
(1)大阪体育大学スポーツ科学センターの概要/(2)本センターの組織と人員および活動拠点/(3)学内機関との連携と学生教育との接点/(4)本学におけるスポーツ科学支援のシステム/(5)DASHプロジェクト/(6)本センターにおけるプロジェクト/(7)今後の活動展望
3.鹿屋体育大学の実践するスポーツパフォーマンス研究を基にしたアスリートサポート
(1)スポーツパフォーマンス研究とは/(2)スポーツパフォーマンス研究を基にしたアスリートサポートの実例/(3)大学におけるアスリートサポートが目指すもの
4.早稲田大学における支援の実際
(1)早稲田大学スポーツ科学部医科学クリニックの概要/(2)各部門の活動内容(支援活動と教育活動)/(3)支援と教育活動における関連組織との連携の実際
5.筑波大学における支援の実際
(1)筑波大学のスポーツ・医科学における環境/(2)医学系と体育系の連携/(3)体育総合実験棟(SPEC)でのスポーツ医・科学支援/(4)筑波大学スポーツアソシエーション(TSA)におけるスポーツ医・科学支援
6.立命館大学におけるアスリート支援に関わる教育・研究・実践・実装
(1)本学部・研究科のアスリート支援に関わる教育・研究・実践/(2)スポーツ強化センターによるアスリート支援/(3)スポーツ健康科学総合研究所によるアスリート支援およびスポーツ庁事業との連携
【コラム14】個別サポート
7節 地域の医科学センターや大学、専門家との連携
1.JISSが行うスポーツ医・科学支援の課題
2.ハイパフォーマンススポーツセンターネットワークの構築
3.地域でのHPSC機能の利活用
4.測定データの管理
5.「HPSCパッケージ」を活用した連携機関や地域の専門家との連携
6.地域とのネットワークの今後
【コラム15】日本陸上競技連盟における医・科学支援
7.地域の医科学センターでの取り組み
(1)とちぎスポーツ医科学センターにおける医・科学支援
(2)千葉県総合スポーツセンターにおける医・科学支援
(3)横浜市スポーツ医科学センターにおける医・科学支援
(4)新潟県健康づくり・スポーツ医科学センターにおける医・科学支援
(5)京都トレーニングセンターにおける医・科学支援
【コラム16】日本スケート連盟(スピードスケート)における医・科学支援
【コラム17】全日本スキー連盟(スノーボード スロープスタイル・ビッグエア)における医・科学支援
索引
編著者一覧
